第5話
大物政治家・友部理一郎(浜田晃)が亡くなり、印田(真矢みき)と真央(武井咲)は検案のために友部家を訪れる。

死因不詳のため、屋敷(佐々木蔵之介)たち刑事もその場に居合わせていた。
友部の妻・葵(木野花)によると、理一郎は気分が悪いと言って横になった後、ちょっと目を離している間に呼吸が止まっていたという。

しかし、葵は大物代議士である夫が、見知らぬ救急隊員や医者に介抱されることを嫌い、救急車を呼ばなかったらしい。

そんな中、検案にあたっていた真央は、遺体が移動された痕跡を発見する。
それを指摘された葵は、印田と真央だけを別室に呼び出し、警視総監である親族の権力などを匂わせながら、「家で死んだことにしてほしい」と2人に持ち掛けてくる。

聞くと、理一郎は中里ふみ(堀内敬子)という愛人の家で亡くなったのだが、故人や自分の立場を守るために、どうしても家での病死扱いにしてほしいらしい。
話を聞いた印田は葵が用意した金を受け取るが、真央は反発し、屋敷に理一郎の本当の死に場所を告げる。

すると、なぜか屋敷はショックを受けた様子で屋敷を飛び出していく。
実は、ふみは屋敷の別れた妻だったのだ!やがて、愛人をめぐる意外な人間関係や、大物政治家の驚くべき死の真相が明らかになっていく。
さらに真央(武井咲)が解剖した結果、屋敷の元妻に殺人容疑が…!?

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