第1話
中央監察医務院。
死因不明の急性死、事故死、自殺など、すべての不自然死の検案・解剖を行う機関。
ある日、万年人手不足にあえぐその医務院に、松本真央(武井咲)という新人監察医が着任する。
彼女はIQ150という才女だが、学生時代から法医学の世界にのめり込んでいたという変わり者。
自己紹介もそこそこに、プロファイラーのような洞察力で上司のプライベートをずけずけと分析するなど、初日から先輩職員たちを困惑させる。
ただ一人、ベテラン監察医の印田恭子(真矢みき)だけは冷静に、真央を試すような言動を見せるのだった。

そんな真央の着任初日も、多数の解剖がなされ、慌ただしく一日が過ぎようとしていた。
しかし、その夕方、「死因に納得できないので解剖してほしい」という遺族が、医務院に押し掛けてくる。
遺体は、建設現場の足場から転落したらしい作業員の男性。院では飛び込みの解剖など受け付けていないが、遺族の勢いに押され、とりあえず遺体を預かることに。
ところが、「再会したときには遺体になっていた」という遺族の無念を感じ取った真央は、独断で解剖を開始。遺体に残されたわずかな痕跡から、事件の可能性を見出すが…!?

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