#10
一雄(西島秀俊)が戻ってきたワゴンに、忠雄(香川照之)の姿はなかった。
健太(高木星来)が泣いている。
「時間切れです」と橋本(吉岡秀隆)は言った。
現実世界の忠雄は、まだ死んではいないものの、その時がもう目前まで迫っており生霊の忠雄も存在できなくなってしまったのだ。
一雄は橋本から、忠雄の「とてつもなく大きな後悔」が、一雄を苦しみから救うこと、そして親子の絆をとりもどすことだったと知らされる。
このままでは、忠雄はたったひとりで、永遠にこの世をさまよい続けることになる。
今度は自分がチュウさんを助けたい…。
忠雄を追って、ワゴンは現実世界の福山へ飛ぶ。
2015年1月・福山。
無事に現実世界にたどり着いた一雄たちは、忠雄を探して永田家前までやってくる。
一雄が子どものころからずっと変わらない、古い家だ。
次から次へと会社の新しいビルを建てていた忠雄が、なぜ自分の家は建て替えなかったのか。
その理由を、橋本は一雄に教える。
そこには忠雄の、一雄へのある思いが隠されていた。
驚く一雄。
その時、玄関の戸が開き…。
一雄と忠雄、すれ違い続けわかりあえなかった親子は、はたして親子の絆で繋がることができるのか?
健太(高木星来)が泣いている。
「時間切れです」と橋本(吉岡秀隆)は言った。
現実世界の忠雄は、まだ死んではいないものの、その時がもう目前まで迫っており生霊の忠雄も存在できなくなってしまったのだ。
一雄は橋本から、忠雄の「とてつもなく大きな後悔」が、一雄を苦しみから救うこと、そして親子の絆をとりもどすことだったと知らされる。
このままでは、忠雄はたったひとりで、永遠にこの世をさまよい続けることになる。
今度は自分がチュウさんを助けたい…。
忠雄を追って、ワゴンは現実世界の福山へ飛ぶ。
2015年1月・福山。
無事に現実世界にたどり着いた一雄たちは、忠雄を探して永田家前までやってくる。
一雄が子どものころからずっと変わらない、古い家だ。
次から次へと会社の新しいビルを建てていた忠雄が、なぜ自分の家は建て替えなかったのか。
その理由を、橋本は一雄に教える。
そこには忠雄の、一雄へのある思いが隠されていた。
驚く一雄。
その時、玄関の戸が開き…。
一雄と忠雄、すれ違い続けわかりあえなかった親子は、はたして親子の絆で繋がることができるのか?
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