STORY #1
稲葉尚弥(中島裕翔)と幼なじみで名門私立・水蘭高校女子水球部マネージャーの岩崎渚(大原櫻子)は10年ぶりに尚弥と再会し、その姿を見て絶句してしまう。
胸に抱いていた淡い期待は完全に裏切られていた。
霞野工業高校、通称・カス高の職員室では、教師たちが集まり転校生の話をしていた。
水蘭高校の帰国子女枠を断ってカス高への入学を希望した
稲葉尚弥という生徒に校長の荒川重信(森本レオ)は何かを期待しているようである。
カス高3年A組の教室にも転校生の噂は伝わっていた。
3バカトリオの木村朋生(千葉雄大)、志村公平(中川大志)、加東慎介(吉沢亮)が
転校生の話題で盛り上がっていると、担任の入江漱石(八十田勇一)に連れられて尚弥が教室に姿を見せた。
その姿にクラス全員があ然としてしまう。
尚弥はカス高のてっぺんをとるべく、番長の指定席である窓際の一番後ろの席を奪取しようとするが、
その席に座っている三船龍二(山?賢人)の鋭い眼を見て龍二を番長と決めつけ果たし状をたたきつける。
慎介の親が経営しているお好み焼き屋「かとちゃん」で同じ中学だった慎介たちに会った渚は、尚弥が龍二に果たし状をたたきつけたことを知る。
渚は家に帰ってきた尚弥を問い詰めるが、訳の分からない説明を続ける尚弥に業を煮やし、カス高が廃校になることを告げる。
カス高の廃校を阻止するため町内に貼り紙をしていた尚弥は、偶然会った龍二に休戦を告げ、手伝わせようとする。
そこへ水蘭高校水球部のキャプテン北島虎雄(高木雄也)と女子水球部のキャプテン藤崎玲(新川優愛)が現れ、尚弥とつるんでいる龍二に罵声を浴びせる。
龍二と虎雄の間には何やら因縁めいたものがあるようだ。さらにその場に現れた郷田剛(鈴木伸之)からもさんざんカス高をバカにされた尚弥は意を決して走り出す。
はたして尚弥の向かった場所とは・・・。

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