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第6話

住民が増え、観光客が増え、復興の兆しを見せはじめた神楽村。福本(沢村一樹)は、限界集落を見事に復興させたとして世間から称賛を受け、廃村計画を進められなくなる。だが國枝(大和田獏)はそれを許さず、計画を押し進めるよう福本を追い詰める。


一方、農林商工課の面々は、自分たちの仕事が評価されてすっかり浮かれ気分。次はなにをしようかと盛り上がる一同に、浅井(唐沢寿明)は「トップを変えるんだ」と言い放つ。
夜、福本を案じた山田(ムロツヨシ)は、市長室をたずねる。山田は、ありのままの神楽村の姿を一度見てみてはどうかと提案するが、そこに千秋(橋本マナミ )からある情報が入り……。

次の日、神楽米や地底湖ツアーをキャンセルする電話が押し寄せた! 根も葉もない悪評を書いた記事がネットにあがったのだ。まさか市長が…? 福本に疑いがかかる中、山田だけがそれを強く否定する。
結局、情報の出所がわからないまま、風評被害はあっという間に広がり、村はどこも客足が途絶えてしまう。浅井は、被害を食い止めるため会見を開いて欲しい、と福本に頭を下げるが、かわされてしまう。

だが翌日、多くの報道陣と市民が福本のもとへ押しかけた! 窮地に立たされた福本を守るため、山田は……!?

第5話

山梨県の市役所職員・岩田(筧利夫)が研修にやってきた。限界集落の担当として、浅井(唐沢寿明)の村興しを学べと上司から命令を受けたという。
堅物な岩田の登場に戸惑うも、浅井と由香里(麻生久美子)は彼を加えて、次なる一手を考える。負の遺産を観光地にして成功した村があると知り、由香里が思いついたのは、神楽村の負の遺産…元採石場だった。菰田(イッセー尾形)の案内で洞窟の中を進むと、そこにはまるでアドベンチャー映画に登場しそうな空間と地底湖が!浅井は、ここをメインアトラクションにして、家族で楽しめるテーマパークを作ろうと提案する。

だがその荒唐無稽にも思えるアイデアに、村人たちも不安げだ。それでも浅井の言葉に焚きつけられ、みんなテーマパーク作りに協力してくれることに。村人たちを巻き込み、上司の指示を聞かず、市長の計画にまであらがう……浅井たちのやり方に、岩田は驚きと戸惑いの連続だ。

一方、廃村計画が進まないことを国会議員の國枝(大和田獏)に責められた福本(沢村一樹)は、ある企みを実行しようとしていた……。

作業を手伝いながら、岩田は浅井に、息子の啓大(高村佳偉人)についての悩みを打ち明ける。亡くなった妻の代わりに岩田が家事をするようになってから、啓大は言うことを聞かなくなってしまった。自分を頼りない父親だと思っているんだ…そうこぼす岩田に浅井は、このテーマパークの体験ツアーに啓大と参加するよう勧めるが……。

第4話

滝壺レストランの人気で、神楽村には継続的に観光客が来るようになった。
次の課題として、神楽村で暮らす人を増やそうと考えた浅井(唐沢寿明)は、村の独身男性のパートナーを見つける“婚活イベント”をひらこうと思いつく。だが肝心の源治郎(星田英利)をはじめとする青年団の面々は、こんな村に女性が来るわけないと及び腰だ。

一方、由香里(麻生久美子)は福本(沢村一樹)に、本当に神楽村を廃村にする必要があるのかと訴える。どうやら福本には、「市の財政のため」という表向きの理由とは別に、神楽村を廃村にしたい理由があるようだ。福本に追い詰められた由香里は、浅井に協力するべきか、福本に従うべきか、悩み始める。

浅井は戸川(山本耕史)の協力を得て、青年団と婚活イベントのアイデアを出し合う。バーベキュー、つり橋、ラフティング…福本のスパイとして送り込まれた農林商工課の山田(ムロツヨシ)も参加者に加わって、イベントの準備は着々と進んでいく。

そんな中、オフィスでひとり残業中の浅井の前に福本が現れる。あなたのせいで他の職員に迷惑がかかっても?
…と圧力をかける福本。そして偶然荷物を取りにきた由香里が、その会話を盗み聞きしてしまう。由香里が物陰から耳を済ませる中、はたして浅井の返事は…!?
そして遂にイベント当日。由香里の友人である小塚楓(青山倫子)を含めた6人の女性が、神楽村にやってきた!山田と源治郎に春は訪れるのか!?

第3話

美人料理記者の坪内夏美(ホラン千秋)が神楽村の取材にやってきた。農林商工課の馬渕(浜野謙太)は、村の案内よりも夏美に見とれてばかりだ。2人は目に入ったレストラン「キッチン幸恵」に入るが、店内は古ぼけていて、店主・東山勝己(梅沢富美男)の接客態度はぶっきらぼう…しかし、神楽村の山菜を使った料理のおいしさに夏美はおどろく。そこに居合わせた浅井(唐沢寿明)は、神楽村の食材で夏美をもてなすことに。勝己が焼いた神楽牛や採れたての野菜や山菜を作った料理はどれも絶品!由香里(麻生久美子)たちにとっては食べなれている味だが、都会からきた浅井と夏美には感動のおいしさだ。いつかこの村の景色のいい場所で洒落たレストランを開く事が、亡くなった妻の夢だった…勝己がそうこぼすのを聞き、浅井はその夢を叶えようと提案する。「叶えましょう。奥さんの夢を、この村で!」

レストランを作れば、毎日外から人が来るスポットができる。そう考えた浅井は菰田(イッセー尾形)を頼り、出店に適した場所がないかたずねる。案内されたのは、浅井も由香里も思わず圧倒される、美しい滝だった。浅井はここで「滝壺レストラン」を開こうと決める。神楽村の食材を使い、村の景色と最高の食材を都会の人たちに味わってもらうレストランだ。

浅井は馬渕に、レストラン作りを一緒にやらないかと誘う。自分に自信がなく、夏美に対して引け目を感じている馬渕は、夏美にプロポーズする勇気を持てずにいた。成功したら絶対に株があがると誘う浅井を、馬渕は余計なお世話だと断るが……。

村の人々を巻き込んで、レストラン作りは順調に進んでいく。だがその裏では、福本のある思惑が進んでいた……。

第2話

神楽村に、都会から来た橋尾基希(林泰文)とその娘2人が移住することになった。
移住者のサポートを任された浅井(唐沢寿明)は、村の良さを伝えようと、米農家の洋吉(谷隼人)の仕事場に3人を連れて行く。洋吉が作る「神楽米」は、農薬も化学肥料も使わないことにこだわった安全な米だ。神楽米で作ったおにぎりのおいしさに、浅井も橋尾一家も感動する。この米をもっとたくさんの人に売り出せないか……
浅井は考え始める。

さっそく浅井は村の人々を集め、橋尾一家を紹介する。幼い妹・サラ(岩本俐緒)は無邪気でかわいらしく、キヨ(五月晴子)やタミ(茅島成美)たちはおもわず顔がほころぶ。一方、15歳の姉・ヒロミ(山口まゆ)は無愛想で不機嫌。態度が悪く、由香里(麻生久美子)や青年団に悪態をつき、村人たちを怒らせてしまう。

そんな中、源次郎(星田英利)は、この村で暮らす際の注意事項として「山の上にある病院には絶対に近づくな」と忠告する。病気がうつるから、村の人間は誰も近づかないのだと。途端、源次郎をにらみ付けるヒロミ。その病院には、ヒロミたちの母親・千恵(菅野美穂)が入院していた。

後日、役場にいる浅井をたずねて、ヒロミがひとりでやってくる。母親から病院食の米がおいしくないと聞き、おいしい米で作ったお粥を母親に食べさせてあげたいと思い、相談にきたのだ。浅井は、神楽村にあるものを使って土鍋やかまども手作りし、最高においしいお粥を作ろうと提案する。

米、水、炭、かまど、そして土鍋を焼く陶芸釜…必要なものはたくさんある。浅井とヒロミ、そしてまたもや巻き込まれた由香里は、村の人たちに協力を頼んでまわる。しかし村で唯一土鍋を焼ける釜を持つ陶芸家の青年団員・猿山(吉田祐希)は、まだヒロミの事を許しておらず、責められたヒロミも出て行ってしまい…。

第1話

大勢の関係者を前にスピーチを行う都庁の役人・浅井栄治(唐沢寿明)。
1千億もの予算が動く大プロジェクトを、彼はナポレオンの言葉を絡めて堂々とアピールする。
「不可能なことはないと私は信じています!」強さと魅力を持つ彼の言葉に、会場は拍手で包まれる。
そんな浅井がド田舎の「星河市」で村興しの仕事をすると知り、幼なじみの経営コンサルタント・戸川真人(山本耕史)は驚く。

東京都星河市にある「神楽村」は、日本が1万箇所以上抱える限界集落のひとつだ。いま、その土地ならではの価値を活かして復活を目指す村が次々出てきているのだと浅井は語る。
神楽村にも、素晴らしいものがきっとある。それを絶対に見つけ出す!そう言い切る浅井に苦笑する戸川。

そして星河市役所への初出勤の日。浅井は星河市市長の福本純也(沢村一樹)から、「都庁でのやり方は忘れて、この役場のルールを守ってください」と早々にけん制される。

さらに福本の腰巾着である課長の山田大地(ムロツヨシ)をはじめ、農林商工課の職員たちは都会から来た浅井を煙たがり、とても歓迎ムードではない。
中でも、職員たちの中で異彩を放つ都会的な女性─岬由香里(麻生久美子)は、浅井が「余計なこと」をしないか見張るよう福本に命じられていた。
神楽村の担当として、浅井はさっそく村の祭の実行委員を任される。

しかし祭の予算として渡されたのは、「例年通り」たったの1万円だった。
由香里はおどろく浅井をつれて村を回っていく。広がる棚田に畑、豊富な農作物、川魚の泳ぐ透き通った川…。美しい日本の原風景に感動する浅井。
だが、そこに人の姿はほとんどない。若者は出て行き、人口は減少、村人の半数が65歳以上…それが神楽村の現実なのだ。
そして由香里は、村人たちから絶大な信頼を得る神主・菰田孝三郎(イッセー尾形)に浅井を紹介する。
浅井は祭について「盛大にやりたい」と言ってのけ、村の人々にから予算を募るつもりだと話す。
「村のみんなに直接会ってみるといい」と言われ、さっそく民家を回るが、待っていたのは飛んでくる湯飲みに灰皿!…村人たちからの激しい門前払いだった。

祭が盛り上がることを、当の村人たちすら望んでいないのだと浅井は知る。

そんな中、市役所で出会った井川登美子(大谷直子)の家を訪ねた浅井と由香里は、そこで登美子が作る美しい和紙を目にする。
こんなに美しい和紙でも、それだけでは生活できない…どうすれば村を活性化できるのか考える浅井に、由香里は告げる。「この村はいずれ廃村になります」。
市の発展のために神楽村を切りすてる…それが福本の考えだったのだ。何か出来るものならやってみればいい、と農林商工課の面々に笑われる浅井。
だが浅井が陰でにやりと笑うのを由香里は見逃さなかった。
後日、浅井は公民館に村人たちをあつめ、祭のメインイベントを発表する。
それは登美子の和紙をろうそくの炎で夜空へ放つ「スカイランタン」だった!
しり込みする村人たちを前に、浅井は言う。
「本当は、この村に活気を取り戻したい、故郷を守りたいって、そう思ってるんじゃないんですか、皆さん?」福本たちの目を掻い潜り、浅井の神楽祭実行計画が動き出す!