未曾有の大寒波“ディープフリーズ”に襲われ、終焉を間近にした地球。名前も知らない女性に恋をしたギタリストのアサヒは、氷河期を迎えた東京を彷徨っていた。その人の為に作ったSWAN SONG(人生最期の曲)を聴いてもらうために。何の当てもなく無謀としか思えない旅だったが、ついに探している女性の親友・ウミと巡り会う。アサヒの想いを届けるため、二人は深い雪に覆われた無人の街を、一歩ずつ進んでいく。
《落合賢監督 コメント》
「会えないかもしれない理想のヒト」を追い求め続けるべきか、それとも「欠点も多いが側にいてくれる現実のヒト」と一緒に歩んで行くべきか?そんな疑問を問いかける映画にしたい、というインスピレーションを「Heavenly White」の歌詞から受け、メロディーから、氷河期に襲われた東京が脳裏に浮かび上がった。
世界の終わり、あなたなら誰と過ごしますか?
岩田剛典
桜庭ななみ
落合賢