あらすじ
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朝もや立ちこむる○五○○、呉軍港に集合ス。
それは歴史を動かす命令となった……
潜水艦イ18号乗組員は行き先を知らぬまま、極秘の任務に旅立った。


勝杜兵曹長(TETSUYA)と古瀬中尉(町田啓太)は日記をつけていた。
楽しかったあの日、みんなが集まったあの日、わぁーッと騒いだあの日……
潜水艦イ18号が呉軍港を旅立ってから航海を綴り続けたその日記には乗組員たちの笑顔の青春があった。
名誉ある仕事にこだわる寺内中尉(KENCHI)。
寺内中尉を尊敬してやまないのにいつもツメが甘い北 少尉(秋山真太郎)。
そして乗組員一の荒くれ者で陸戦部隊出身の大滝少尉(小澤雄太)。
他にも個性的で夢を追いかけ続けている乗組員たち。


偶然ではない。この出会いは決して偶然ではない。俺たちは戦友だ。切っても切れない仲間だ。
この顔ぶれを見た時、武者震いが出て勇気が湧いた。いつものメンバーだ。懐かしいメンバーだ。顔見るだけで楽しくなってしまう仲間だ。


その日はやって来た。
昭和16年12月8日。
男たちを乗せてきた艦は真珠湾にいた。


これからの勝利を信じる者。仲間の無事を願う者。笑顔で自分の運命に従う者……


夕焼けの真珠湾は空気も違って見えた。
この綺麗な夕焼けの空は日本の青空につながっている。


行くからには勝つ。この仲間で勝つ!絶対に勝つ!!
生死を共にしたかけがえのない仲間達の物語。